公開日: 2026.10.15 更新日: 2026.10.15

Instagramの予約ボタンとは?設置の方法やメリット・デメリットを解説

COLUMN

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Instagramの予約ボタンとは?設置の方法やメリット・デメリットを解説

店舗の集客にInstagramを活用する企業の間で、「予約ボタン」への注目が高まっています。投稿を見て興味を持ったユーザーを、そのまま予約へ誘導できる便利な機能です。ただし、設置にはいくつかの条件があり、業種によっては利用できない場合や、費用面での注意が必要なケースもあります。導入後に後悔しないよう、導入前に仕組みや特徴を正しく理解しておくことが大切です。

本コラムでは、Instagramの予約ボタンの基本的な仕組み、設置方法、導入時のポイントを解説します。

1. Instagramの予約ボタン(アクションボタン)とは

Instagramの予約ボタンとは、プロフィール画面に設置できるアクションボタンの1つです。ユーザーがボタンを押すと、Instagramアプリ内または連携した予約ページから、そのままサービスの予約を完了できる機能です。

たとえば、美容室や飲食店、サロンなどで、来店やレッスンの予約受付に活用されています。投稿を見て興味を持ったユーザーは、プロフィールにアクセスし、ボタンをタップするだけで予約に進めます。電話やDMで問い合わせる手間を省けるため、「後で予約しよう」「(電話・DMでの予約が)面倒だからやめよう」といった取りこぼしを防げます。ユーザーが関心を持ったタイミングで予約できる点が、予約ボタンの大きなメリットです。Instagram上で、集客から予約ページへの誘導まで、スムーズな導線を構築できます。

2. Instagramの予約ボタンを設置するための条件

Instagramに予約ボタンを設置するには、主に次の3つの条件を満たす必要があります。

  • Instagramのプロアカウントに切り替える
  • Instagramの連携パートナーに加盟する
  • ネット予約の受付に対応する

ここでは、それぞれの条件を順番に解説します。

2-1. Instagramプロアカウントへの切り替え

予約ボタンを設置するには、まずアカウントを「プロアカウント」に切り替える必要があります。Instagramの通常アカウント(個人用)のままでは、予約ボタンを含むアクションボタンの機能を使えないためです。

プロアカウントには、「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2種類があります。店舗やサービスの予約受付に使う場合は、「ビジネスアカウント」の利用が一般的です。ビジネスアカウントに切り替えると、予約ボタンに加えて、投稿の反応を分析できるインサイトや、問い合わせ先の表示といったビジネス向け機能も使えるようになります。プロアカウントへの切り替えは専門的な知識を必要とせず、Instagramアプリから無料で設定できます。

2-2. Instagramの連携パートナーに加盟する

予約ボタンを設置するには、Instagramと連携しているパートナー企業の予約サービスを利用する必要があります。対応するパートナーは予約ボタンの種類や業種ごとに異なります。たとえば、次のような企業があります。

    ■飲食店(席を予約する)

  • ぐるなび
  • ヒトサラ
  • ■飲食店(料理を注文する)

  • Uber Eats
  • 出前館
  • Wolt
  • ■美容サロン

  • minimo
  • ビューティーメリット
  • かんざし
  • EPARKビューティー

出典:Instagram「Instagramの料理の注文機能で提携できるパートナーと対象国について」

出典:Meta「Instagram、アクションボタンを美容サロン予約にも拡大」

すでにこうしたサービスを利用している場合は、そのまま連携できます。まだ対応サービスを利用していない場合は、自店の業種や運用方法に合うパートナーを選んで登録しましょう。なお、対応パートナーは変更される可能性があるため、設置前にInstagramおよび各サービスの公式サイトで最新情報を確認しましょう。

2-3. ネット予約への対応

予約ボタンを利用するには、店舗側でネット予約を受け付けられる環境が必要です。Instagramの予約ボタンは、連携パートナーのネット予約ページへユーザーを誘導する仕組みであるためです。電話予約のみで運用している店舗では、ボタンの遷移策となる予約ページが存在しないため、予約ボタンを利用できません。

そのため、まずは連携パートナーの予約サービス上で次の情報を設定し、オンラインで予約を受け付けられる状態を整えましょう。

  • メニュー
  • 予約可能な日時や空き枠
  • 受付時間
  • 定休日やキャンセル条件

この準備を完了することで、予約ボタンから予約を受け付けられるようになります。

3. 【手順を解説】Instagramに予約ボタンを設置する方法

ここでは、プロアカウントへの切り替えから動作確認まで、Instagramに予約ボタンを設置する具体的な手順を、4つのステップで解説します。

3-1. プロアカウントに切り替える

予約ボタンを設置する最初のステップは、プロアカウントへの切り替えです。Instagramアプリから、次の手順で切り替えられます。

1 プロフィール画面を開き、右上の「三(ハンバーガーメニュー)」から「設定」に進む
2 「プロフェッショナル向け」の「アカウントの種類とツール」をタップする
3 「プロアカウントに切り替える」を選ぶ
4 店舗やサービスの内容に合ったカテゴリを選んで次へ進み、「ビジネス」を選択する
5 連絡先情報などを入力し、画面に従って設定を完了する

予約受付に使う場合は、ビジネスアカウントを選ぶのが一般的です。プロフェッショナルアカウントへの切り替えは無料で、いつでも個人アカウントに戻すことができます。なお、切り替え後でもアカウントの種類は変更できます。

3-2. アクションボタンを追加する

プロアカウントに切り替えたら、続いてアクションボタン(予約ボタン)を追加します。プロフィールの編集画面から、次の手順で設定できます。

1 Instagramのプロフィール画面で「プロフィールを編集」をタップする
2 「ビジネスの公開情報」にある「アクションボタン」をタップする
3 追加できるボタンの一覧から「予約する」を選ぶ

アクションボタンには、「予約する」のほかに「席を予約する」「料理を注文する」など種類があります。プロフィールに表示できるのは1つだけのため、目的に合ったボタンを選びましょう。なお、ボタンを選択しただけでは、予約機能は利用できません。この後、連携パートナーの予約サービスと紐づける作業が必要です。

3-3. 連携パートナーにログインして紐づける

予約ボタンを機能させるには、連携パートナーの予約サービスにログインして紐づけます。Instagramの予約ボタンは、外部の予約サービスと連携して予約を受け付ける仕組みのため予約台帳や決済機能がありません。実際の予約は外部サービス側で処理されます。次の手順で紐づけましょう。

1 アクションボタンの設定画面で、連携するパートナー(予約サービス)を選ぶ
2 表示された画面で、そのサービスのアカウントにログインする
3 連携を許可し、予約ページのURLや対象メニューを指定する
4 設定内容を確認し、「完了」をタップして紐づけを保存する

紐づけには、選択したパートナー(予約サービス)のアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合は、先に各サービスのサイトで登録を済ませておきましょう。連携後は、予約状況をパートナーの管理画面で確認できます。

3-4. 動作確認のためにテスト予約をする

すべての設定が完了したら、実際に予約ボタンを操作して動作を確認しましょう。予約が正常に完了するかを確認することで、お客様が予約できないなどのトラブルを防げます。

自分やスタッフのスマートフォンでプロフィールのアクションボタンをタップし、お客様と同じ手順で、予約が完了するまでの流れを実際に試します。この際、主に次の項目を確認しましょう。

  • 予約が正常に完了するか
  • 予約完了時に店舗側に予約通知が届くか
  • 営業日や営業時間が予約ページに正しく反映されているか
  • メニューや料金に誤りが無いか
  • スマートフォンで説明やボタンが見やすいか

案内や項目が足りないと感じたら予約ページの文章を見直し、問題がある場合は連携設定を見直しましょう。

4. Instagramの予約ボタンを導入するメリット

Instagramの予約ボタンを導入すると、集客や予約受付の面で多くのメリットがあります。投稿から予約までをスムーズにつなげられるのが特長です。ここでは、主なメリットを4つ紹介します。

4-1. 予約までの導線を短縮し離脱を抑えられる

Instagramの予約ボタンを設置すると、投稿やプロフィールを見て興味を持ったユーザーを、そのまま予約ページへ誘導しやすくなります。ユーザーが別サイトを検索したり、電話をかけたりする手間が減るため、「後で予約しよう」と予約を先送りにしたり離脱するリスクを抑えられる点がメリットです。

特に、飲食店やサロンのように、スマートフォンから予約される機会が多い業種では、ユーザーが関心を持ったタイミングで予約できる導線が集客につながります。予約までの流れが短いほど、来店意欲が高いうちに予約してもらいすくなります。ただし、実際の予約処理は連携する外部サービス上で処理されるため、導入前に対応サービスや料金、操作性を確認しておきましょう。

4-2. 営業時間外でも予約を受け付けられる

Instagramの予約ボタンを導入すると、営業時間外でも予約を受け付けられるようになります。電話やDMだけで対応している場合、接客中や閉店後、深夜・早朝に届いた問い合わせをすぐに確認できず、予約の機会を逃すことがあります。予約ボタンから外部の予約サービスへ誘導できれば、ユーザーは空き状況を見ながら自分の都合のよいタイミングで予約できます。店舗側も手作業で日時を確認する負担が減り、予約情報を管理しやすくなる点がメリットです。

飲食店やサロンのように営業時間外にも検索・閲覧されやすい業種では、自動受付の仕組みが機会損失の防止につながります。ただし、連携サービスの通知設定や空き枠の管理など、運用体制を事前に確認しておきましょう。

4-3. 指名予約や再来店につながる

予約ボタンは、指名予約やリピーターの獲得にもつながります。スタッフごとのアカウントに予約ボタンを設置すれば、各スタッフの予約ページへ直接案内でき、指名予約に対応できます。お気に入りのスタッフを指名したいお客様も、迷わず予約に進めます。

また、予約ボタンでつながったフォロワーには、ストーリーズやリールで新メニューやイベント情報を継続的に届けられます。投稿を見るたびにお店を思い出してもらえるため、再来店のきっかけが自然と増えます。「気になったときにすぐ予約できる」という安心感は、フォローや継続利用の後押しにもなります。フォローと予約の導線を整えることで、来店後も継続的な接点を持ちやすくなります。

4-4. 広告費を抑えつつ幅広いユーザーにリーチできる

Instagramの予約ボタンは、広告費を抑えながら幅広いユーザーを予約に誘導できる点もメリットです。アクションボタン自体は無料で利用できるため、外部予約サービスの利用料を除けば、初期費用をかけずに導入しやすい仕組みです。投稿やリール、ストーリーズで店舗の雰囲気やメニューの魅力を発信し、興味を持ったユーザーをそのまま予約へ誘導できます。

地域名や利用シーンに合わせたハッシュタグを活用すれば、飲食店やサロンを探している新規顧客にも見つけてもらいやすくなります。広告に頼らず接点を増やせるため、小規模な店舗でも取り組みやすい集客施策と言えます。ただし、自然流入だけでは効果が安定しにくいため、投稿内容や導線の見直しを継続することが大切です。

5. Instagramの予約ボタンを導入するデメリット

便利なInstagramの予約ボタンですが、導入前に知っておきたい注意点もあります。連携パートナーの費用や、業種ごとの対応状況、カスタマイズ制限などです。ここでは、主な注意点を3つ解説します。

5-1. 連携パートナーのサービス費用が発生する場合がある

Instagramの予約ボタンの設置やプロアカウントへの切り替え、インサイト分析の利用には、費用はかかりません。一方で、予約ボタンを機能させるために必要な、連携パートナーの予約サービスの利用料が別途発生します。予約システムによっては、月額の基本料金や、予約件数や売り上げに応じた手数料がかかります。

たとえば、美容サロンの場合、Instagram経由の予約が増えるほど、手数料の負担も大きくなることがあります。集客力が上がり予約件数が増えても、経費が膨らみ利益が圧迫されかねません。費用対効果を考え、月額利用料金や手数料、初期費用が自店の規模や予約件数に合った予約サービスを選ぶことが大切です。

5-2. 業種によっては連携パートナーが対応していないことがある

予約ボタンの連携パートナーは、すべての業種に対応しているわけではありません。現在、対応が進んでいるのは飲食店や美容サロンなどが中心です。そのため、士業やスクール、スポーツジムなど、業種によっては自店に合うパートナーが見つからないことがあります。

使いたい予約システムが提携リストに含まれていない場合、Instagramの予約ボタンと連携できません。その場合は、対応している別の予約サービスを利用するか、プロフィールのリンクから外部の予約ページへ誘導する方法を検討する必要があります。Instagram上に予約ボタンの導入を検討する際は、まず自店の業種に対応した連携パートナーがあるかを事前に確認しましょう。

5-3. 予約ボタンのデザインやカスタマイズに制限がある

Instagramの予約ボタンは、表示される文言や、色・形などのデザインを自由に変更できません。たとえば、ボタンの文言は、「予約する」などあらかじめ用意された選択肢から設定します。そのため、ブランドの世界観を細部まで反映したい場合には、物足りなく感じることがあります。

また、ボタンを押した先の予約ページの見た目は連携パートナーの仕様に依存し、Instagram側から調整できません。デザインの自由度を重視する店舗では、この制限がデメリットです。自社サイトやLPのように細かく作り込みたい場合は、別の予約導線とあわせて検討しましょう。

6. Instagramの予約ボタンが表示されない場合の原因と対処法

設定したはずの予約ボタンが表示されないときは、いくつかの原因が考えられます。あわてて設定をやり直す前に、次のポイントを順番に確認しましょう。

  • プロアカウントに切り替えられていない
    予約ボタン(アクションボタン)は、ビジネスアカウントなどのプロアカウントでのみ利用できます。個人アカウントのままでは表示されないため、まずアカウントの設定を確認しましょう。
  • 連携パートナーへの登録・連携が完了していない
    予約ボタンは、外部の予約サービスと連携して初めて機能します。パートナーへの登録や紐づけが完了していない場合、、ボタンは表示されません。
  • アプリのバージョンが古い
    古いバージョンのアプリでは、機能が正常に表示されない場合があります。アプリストアから最新版に更新してみましょう。

これらを確認しても表示されない場合は、一度アプリを再起動したり、時間を置いて開き直したりすることで改善する場合があります。それでも解決しないときは、連携パートナーのサポートに問い合わせると安心です。

7. Instagramの予約ボタンが使えない場合の代替方法は?

連携パートナーが対応していない業種でも、予約ボタンを使用せずに予約ページへ誘導する方法はあります。たとえば、プロフィールやストーリーズに予約サイトのリンクを設置することで、予約サイトへ案内できます。ここでは、2つの代替方法を紹介します。

7-1. プロフィールへ予約サイトのリンクを貼る

予約ボタンを利用できない場合は、プロフィールに予約サイトのリンクを設置する方法があります。Instagramのプロフィールには、ウェブサイトのリンクを最大5つまで追加できます。次の手順で設定します。

1 プロフィール画面で「プロフィールを編集」をタップする
2 「リンク」をタップし、「リンクを追加」を選ぶ
3 予約サイトのURLを入力し、「完了」をタップする

リンクが1つだけなら、タップでそのまま予約サイトへ移動します。複数設定した場合は、URLの候補が一覧で表示され、ユーザーが選ぶ形になります。予約ページのほか、公式サイトやECサイトも登録できるので、お客様に見てほしいページを優先して設定しましょう。

7-2. ストーリーズ・ハイライトでリンクスタンプを活用する

ストーリーズにリンクスタンプを設置する方法もあります。リンクスタンプを使えば、ストーリーズから直接予約サイトへ誘導できます。必要に応じてハイライトに保存すれば、プロフィールに残してくことも可能です。次の手順で設定します。

1 ストーリーズの作成画面を開き、投稿する画像や動画を用意する
2 画面上部のスタンプボタンをタップし、「リンク」スタンプを選ぶ
3 予約サイトのURLを入力し、表示するテキストを設定して「完了」をタップする
4 ストーリーズを投稿し、必要に応じてハイライトに保存する

ストーリーズは24時間で消えるため、繰り返し見てもらいたいリンクはハイライトに追加するのがおすすめです。スタンプの色やテキストも変えられるので、視認性を確認しながら、スタンプの色や表示テキストを調整しましょう。

まとめ

Instagramの予約ボタンは、Instagramのプロフィールからユーザーを予約ページへ誘導できるアクションボタンです。設置には、プロアカウントへの切り替えや連携パートナーの予約サービスとの紐づけが必要です。Instagramの予約ボタンを活用することで、営業時間外の予約受付や再来店の促進が期待できる一方で、業種によって利用できるサービスが限られることや、外部サービスの利用料が発生することに留意する必要があります。予約ボタンが使えない場合は、プロフィールやストーリーズへのリンク設置が有効な手段です。

予約システム「リザエン」なら、予約サイトを簡単に作成し、スムーズな予約の受付管理体制を構築することが可能です。また、「リザエン」上で作成した予約サイトのURLをInstagramのプロフィールやストーリーズに設置することができます。Instagramから予約サイトへの導線を整えたい場合は、予約システム「リザエン」の活用をご検討ください。

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