2021.11.08

PHPによる予約システムの作り方|オープンソースを使う注意点も

COLUMN

PHPによる予約システムの作り方|オープンソースを使う注意点も

技術が発展し、一昔前と比べてスマホやパソコンの性能も格段に向上した近年、「インターネットは何よりも便利なツール」という時代になりました。そして、店舗への集客がカギとなる業界でも、インターネットを活用した集客が重要視されています。

中でも、多くのお客様がサイト・アプリ上で気軽に予約でき、店舗側も効率的に予約管理のできる予約システム作りは欠かせません。予約システムにはあらゆる作成方法がありますが、最もシンプルでおすすめなのが「PHPによる予約システム」です。

そこで今回は、そもそもPHPとは何か・PHPで予約システムを作るメリット・PHPを使った予約システムの作り方を解説します。

1.PHPとは?オープンソースの意味も解説

PHPとは、サーバーサイドで動作できるオープンソースソフトウェアのスクリプト言語(プログラム言語)です。正式名称は「Hypertext Preprocessor」で、HTMLに記述するだけでプログラムを書き込む・実行することができます。他プログラミング言語よりもシンプルかつ簡単なことから、世界的にも高いシェア率を誇っているだけでなく、プログラミング初心者にもおすすめです。

また、オープンソースソフトウェアとは、作成者により無償で公開された「利用はもちろん、改造・改変や再配布が可能なソフトウェア」を指します。「Open Source Software」の頭文字を取って「OSS」と表記されることも一般的です。PHPは、オープンソースソフトウェアが導入されることにより、法人・個人や営利・非営利を問わず気軽に活用できます。

PHPを使うことで、HTMLソースコードを生成したり、さまざまなデータベースと連携したホームページを作成できたり、HTMLフォームでユーザーが送信した情報を受け取ったりすることが可能です。

2.PHPで予約システムを作るメリット

データベースの連携やクライアントから送信された情報の受け取りが可能なPHPは、予約システムの作成に適切と言えます。下記は、PHPやMySQLといったオープンソースで予約システムを作るメリットです。

〇基本的にライセンス料をかけずに開発できる

前述の通り、PHPやMySQLは無償配布されているオープンソースとなっています。利用時にはいくつかのルールが定められているものの、基本的にはライセンス料をかけずに導入することが可能です。一般的な予約システムと比較しても、大きなコスト削減が期待できるでしょう。

〇自由にカスタマイズできる

PHPやMySQLは自由に改造・改変することが可能なため、配布された形のまま使用することはもちろん、用途やニーズにあわせて柔軟にカスタマイズすることも可能です。通常のソフトウェアやツールの場合は開発者に対してカスタマイズの依頼をしなければなりませんが、オープンソースの場合自分で迅速に変更できる点は大きな魅力と言えるでしょう。

〇高い安定性が期待できる

PHPやMySQLといったオープンソースは、特定の企業が提供しているものではないため、開発元の倒産などによってソフトウェアが閉鎖され使用できなくなるというリスクがありません。一度配布されたオープンソースは今後も使い続けることが可能なため、高い安定性が期待できます。

3.PHPを使った予約システムの3つの作り方

PHPを使った予約システムの作り方には、下記の3つが存在します。

  • スクラッチ開発
  • パッケージ開発
  • WordPressを使った開発

作り方によってコストや必要な技術が異なるため、自社が持っている資金・技術・時間・人材などを考慮して、どのような方法を選択すべきかを判断しましょう。

ここからは、PHPを使った予約システムの3つの作り方(スクラッチ開発・パッケージ開発・WordPressを使った開発)について、それぞれ詳しく解説します。

3-1.スクラッチ開発

スクラッチ開発とは、ソフトウェアやシステムをすべてゼロから構築する開発手法です。IT用語における「スクラッチ」は「最初から・ゼロから」という意味で、既存のパッケージやソフトを使用せず、ソースコードを最初から記述して完全オーダーメイドでシステム構築をすることとなります。

なお、スクラッチ開発の中には、ある程度のテンプレートを一部用いて構築するケースも見られます。このことから、テンプレートを一切用いずに完全構築するスクラッチ開発は「フルスクラッチ開発」と区別されることもあります。

3-2.パッケージ開発

パッケージ開発とは、既存のソフトウェアやシステムを用いて構築する開発手法です。要するにゼロから開発する以外の方法であり、フレームワークや市販パッケージを用いて開発するケースが一般的と言えます。有名なフレームワークには「Laravel」や「CakePHP」などが挙げられます。

パッケージ開発による予約システムの作成には、「短期間でシステム作成・開発ができる」「メンテナンス性が向上する」「セキュリティ性が向上する」といったメリットがあります。ややコストがかかるものの、追加で必要機能をカスタマイズできるパッケージもあり、なるべくスムーズに質の高い予約システムを作成したいという場合におすすめです。

3-3.WordPressを使った開発

今や多くのWebサイトで使用されているWordPressには、予約システムに適したプラグインが提供されています。予約システムに適したプラグインを導入することで、プログラミングやシステムの知識がない方でも簡単に予約システムを構築することが可能です。無料で使えるプラグインも多数あるため、なるべくコストをかけずに予約システムを導入することもできます。

しかし、WordPressで配布されている予約システム専用のプラグインは、あらゆる業種に適用できるプラグインがほとんどです。自社の細かなニーズに満たした予約システムを作ったり、顧客管理情報・ネット決済機能と連携させたりしたいとなれば、少なからずHTMLやプログラミング言語の知識が必要となる可能性があります。

4.オープンソースで予約システムを作る際の注意点

オープンソースで予約システムを作る際は、下記3つの点に注意しましょう。

〇サポート体制が充実しているかチェックする

ライセンス料が不要なPHP・MySQLや、導入コストすらかからないWordPressプラグインはコスト面において魅力的ですが、その分サポート体制が十分ではない可能性があります。たとえ予約システムに問題が生じたとしても、迅速な対応をしてくれなかったり適切なトラブルシューティングをしてくれなかったりするケースも珍しくありません。そのため、サポート体制が充実しているかどうかのチェックは必須です。

〇オープンソースでも一定の制約がある

オープンソースは前述の通り、再配布禁止・改変禁止などのルールがなく無償で自由に利用することができるものの、著作権者(開発者)によって一定の制約が定められている可能性があります。中には商用利用を禁じられているケースもあるため、定められている制約や条項を必ずチェックするようにしましょう。

〇開発期間や多少の開発スキルが必要である

オープンソースは、業種・業態に応じて自由にカスタマイズできる点が魅力ですが、カスタマイズするには少なからず開発のための期間やスキルが必要です。社内にエンジニアやプログラマーなど適応する人材がいなければ問題が生じやすい不完全な予約システムとなったり、完成までに多くの期間を要したりする可能性があります。

充実したサポートを受けたい場合や、社内に開発できるスキルが不十分である場合には、製品化されている予約システムを活用することが最も安心です。製品化されている予約システムの導入を少しでも検討している人は、「リザエン」をぜひチェックしてください。

リザエンは、200以上もの業種に対応した予約システムです。料金プランは、シンプルな機能と利用料金(月額利用料)が特徴的な「ビジネス版」と、細かなカスタマイズが可能な「エンタープライズ版」の2つがあります。予約・顧客管理から決済機能システムまでも対応しているため、あらゆる機能と連携させた質の高い予約システムを構築したいという店舗におすすめと言えるでしょう。

まとめ

PHPを使った予約システムには、スクラッチ開発・パッケージ開発・WordPressのプラグインによる開発などあらゆる細かな方法があるものの、基本的には開発経験の少ないPHP初心者・プログラミング初心者でも構築できるシンプルな開発方法です。

しかし、導入にライセンス料やコストがさほど必要ない分、サポート体制が不十分だったり、一定の制約があったり、開発期間・開発スキルが要したりなどの注意点もあります。

充実したサポートを受けたい場合や、社内に開発できるスキルが不十分である場合は、200以上もの業種に対応した予約システム「リザエン」がおすすめです。業種・業態に応じてカスタマイズ機能も追加できます。リザエンは1ヶ月の無料トライアルも提供しているため、気になる人はまず無料トライアルをお試しください。