公開日: 2022.03.17 更新日: 2024.05.10
【民泊】予約システム人気5選|宿泊施設に欠かせない機能も紹介

民泊・宿泊施設の運営において、特に時間と労力を必要とする業務が「予約管理」です。利用者からの電話による問い合わせを紙の予約表やExcelに入力する、という形で予約管理を行っている施設運営者は多いのではないでしょうか。しかし、紙やソフトに手入力する方法では、運営者が予約の記入時にミスをしたり、宿泊者側がフロント営業時間内に連絡する必要があったりするなど、多くの問題が存在します。
そこで、近年利用者数が大幅に増えているのが、インターネットを活用した宿泊予約管理システムです。当記事では、民泊・宿泊施設に予約システムを導入する際に必要な機能、注目すべきポイント、おすすめの予約システム5選を解説します。
1. 【民泊・宿泊施設向け】予約システムに必要な4つの機能
民泊・宿泊施設が予約システムを導入する際に確認したいのが「必要な機能が備わっているか」という点です。多くの機能が搭載されていても、必ずしも業務効率化や利用者の満足度アップにつながるとは限りません。そのため、民泊・宿泊施設の予約管理で特に役立つ、以下の4機能が付いている予約システムを選ぶことをおすすめします。
● 会員機能
会員機能が付いた宿泊予約システムを導入することで、利用者は一度ユーザー登録をしておけば、2回目以降の予約がスムーズになります。民泊事業者は予約情報管理や顧客管理をデータベースで行えるため、どのような人が多く利用しているのか分析することが可能です。利用客に合わせたサービスを提供することは、売上アップやリピーター獲得のきっかけになります。
● 備品・オプションの管理機能
利用者に対して備品の貸し出しやオプションの提供を行っている場合は、備品・オプションの管理機能が付いた予約システムがおすすめです。予約状況と紐づけることで、別々に管理するよりも効率的に備品・オプションの在庫などを管理できます。
● クレジットカードによる事前決済機能
民泊・宿泊施設の運営において特に課題とされるのが「宿泊料金の回収」です。支払い方法が現地払いのみの民泊施設で、当日の予約キャンセルが発生した際、利用者に請求してもキャンセル代が支払われないことは少なくありません。その点、事前決済機能付きの予約システムであれば、予約時にクレジットカードなどによる前払いが可能です。万が一無断キャンセルが発生しても、料金が回収できなくなるリスクを減らせます。また、利用者にとっても現地で清算する必要がなく、スムーズにチェックイン・チェックアウトできる点がメリットです。
● Webサイトとの連携機能
自社のWebサイトで集客を行っている場合は、自社サイトと連携できる予約システムを選ぶと便利です。自社サイトと予約システムを連携させることで、集客から予約管理までを一貫して行えるようになるため、管理にかかる無駄な手間を省けます。また、自社サイトとは別に民泊予約のポータルサイトを利用している場合は、サイトと予約システムを一元化することにより、手数料を削減することが可能です。
2. 民泊が予約システムを導入する際に意識するべき3つのポイント
近年は、スマートフォンで予約する利用者が増えていることもあり、新しい機能を搭載した民泊予約システムも続々とリリースされています。数多くの予約システムの中から自社に合うサービスを選択する際は、次の3点を意識しましょう。
(1)既存システムと連携できる予約システムを選ぶ
新しくシステムを導入する際は、すでに使用しているシステムとの連携が可能かを確認する必要があります。「いざ使ってみるとうまくシステム連携ができず、結局別々に使用することになってしまう」というケースは少なくありません。特に、新しく提供されたばかりのサービスは、連携可能なシステムがまだ多くない場合もあります。そのため、導入前に既存システムとの相性をチェックすることが大切です。
(2)施設規模に合った予約システムを選ぶ
数多くの機能が付いた予約システムは魅力的ですが、必要以上に機能が搭載されたシステムは使いづらかったり経費の無駄遣いになったりする可能性があります。素泊まりがメインの民泊や、温泉やリラクゼーションが売りのホテル、宴会メニューが人気の旅館では、それぞれ必要な機能が異なります。そのため、自社の民泊サービスの規模やオペレーションには何の機能が必要なのか精査しましょう。
(3)セキュリティ管理の厳格な予約システムを選ぶ
民泊・宿泊施設では、予約者の大切な個人情報を受け取り、保管します。そのため、高いセキュリティ管理性能がある予約システムを選ぶことが重要です。セキュリティの高さを打ち出している予約システムには、暗号技術であるSSLを利用して顧客情報を守るものや、不正アクセスの自動ブロックシステムを搭載したものなどがあります。また、国際標準と同等のセキュリティを有すると認められた企業やサービスには「ISMS認証」が与えられます。セキュリティを重視したい場合は、ISMS認証の有無を基準に選ぶとよいでしょう。
3. 【民泊・宿泊施設向け】予約システム5選
現在はさまざまなタイプの予約システムがリリースされており、自社の民泊・宿泊施設に合ったサービスを選択できる可能性が高まっています。しかし、選択肢が多すぎるために、どれを選べばよいのか迷っている人もいるでしょう。
ここからは、異なる機能と特色を備えた5つの民泊施設向け予約システムを紹介します。運営する民宿・宿泊施設の規模やサービスを考慮しながら、比較検討してみてください。
3-1. HOTEL SMART
HOTEL SMARTの特徴はモバイルチェックインです。利用者のスマートフォンや受付に設置したタブレットを操作してもらうだけで、チェックインや支払いの手続きができます。モバイルチェックイン機能を利用することにより、フロント業務の効率化と人件費の削減が可能になる点が支持されています。
また、プライバシーを保護するだけでなく、法令に基づく本人確認にも対応しており、非接触での受付が可能です。スマートキーとも連携でき、ビジネスホテルやシティホテル、旅館など幅広い民泊・宿泊施設にフィットする柔軟性が魅力です。
出典:HOTEL SMART
3-2. 予約プロプラス
予約プロプラスの強みはインバウンドへの対応力です。英語・中国語・韓国語・ベトナム語と4か国語に対応しており、海外からの宿泊客の誘致に役立ちます。スマートフォン・タブレット対応ページの作成機能もあり、サイトアクセスから最短3ステップで予約が完了する手軽さも支持されています。
予約画面の見づらさや操作の煩雑さを極限まで減らし、すでに2,000施設以上の導入実績を誇る利便性の高さを実現しています。
出典:予約プロプラス
3-3. 宿OH!
宿OH!は、民泊施設をはじめとする小規模宿泊施設に特化した予約管理システムです。搭載されている機能や必要な操作が最低限のため、機械が苦手な人やシンプルな機能のみ使用したい人におすすめです。
宿OH!の大きな特徴の1つに、宿泊税・入湯税への対応力があります。宿泊料と合わせて宿泊税・入浴税の管理ができるため、税額が変更になった際も困りません。また。ペンタブレット機能によるペーパーレス化や、パスポートリーダー連携によるインバウンド対策など、時代に即した機能も魅力です。
出典:宿OH!
3-4. STORES 予約
システムを気軽に試してみたい・比較したいという場合におすすめなのがSTORES 予約です。予約システムを導入する際、通常は月額料金に加え、初期設定費用がかかります。しかし、STORES 予約の場合は導入費用が無料なのに加え、1週間のトライアル期間があるため、費用を気にせず各機能を体験できる点がメリットです。
さらに、GoogleカレンダーやGoogle Analyticsといった他社サービスとも連携できます。利用者の利便性アップだけでなく、より詳細な集客状況の分析も可能になります。
出典:STORES 予約
3-5. リザエン
リザエンの特徴はセキュリティ性能・操作性の高さや、サポート体制にあります。プライバシーマークとISMSを取得した厳重な管理体制で、アプリケーション・サーバーを24時間365日監視しています。またリザエンは、200以上の業種に対応しており、さまざまな業界のお客様が利用しやすい設計である点もポイントです。
専門のサポートチームが、導入前から導入後まで、丁寧にご対応させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。1か月間の無料トライアルも行っているため、予約システムの利便性や操作性などをじっくりと試すことも可能です。
出典:リザエン
まとめ
民泊事業・ホテル事業への予約システムの導入は、施設運営者側の業務効率化や経費・人件費の削減につながるだけでなく、利用者にとっても多くのメリットがあります。現在はさまざまな予約システムがリリースされていますが、利便性・セキュリティ・価格などの特徴は異なるため、導入する際は慎重に比較検討する必要があります。
予約システムとしての使い勝手やセキュリティ対策、サポート体制の安心感などにこだわりたい場合は、リザエンをぜひご検討ください。予約管理の負担を軽減できるよう、民泊施設に必要な各種機能を揃えています。
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